本番でも注意が必要です。

3歳のGⅡにはクラシックのトライアルレースに指定されているものがあります。
これらのレースの上位入選馬は獲得賞金が低くてもクラシックへの優先出走権が与えられるので、1勝しかしていない馬にもチャンスが巡ります。

トライアルレースに出走する馬の最大目標がクラシック本番であることは言うまでもありません。
そのため、すでに賞金が十分にある馬はトライアルを調整目的で出走してきます。
仕上がりには余裕を持たせています。
そうしないと反動があって、本番のレースで力を発揮できなくなってしまうからです。
一方、賞金が足りずどうしてもこのレースで上位に来なければならない馬は、トライアルでも本気度はとても高くなります。
そのため馬券を買う際も、本気度の高い馬から狙うことは決して間違ってはいません。

しかし実際には、もともとの力量差がものを言うことがほとんどです。
逆転は簡単ではないのです。
ただ季節によって差があり、春よりも秋のほうが実力馬が負けることのほうが多いようです。
やはり夏を暑いどのように過ごすかによって、実力馬がどれだけ力を出せるか大きく変わってくるようです。
夏負けしてカイ食いが細くなってしまう馬は、秋になっても成長が見られません。
また血統的に成長が見られない馬もいます。
春は強かった馬でも早熟馬の場合は、秋になって周りの馬に越されてしまうことがあるのです。

また実力馬が休んでいる夏の間にレースに出走して急速に力をつける馬も例年何頭かいます。
これらの馬は「上がり馬」と呼ばれ、トライアルレースで大駆けするケースが見られます。
本番でも注意が必要です。

性別に見ますと、実力馬でもトライアルレースで負けるケースが目立つようです。
これは牡馬よりも牝馬のほうが調整が難しいためです。

このようにトライアルレースにはさまざまな要素が複雑に絡んできます。
予想を立てる際には注意しましょう。

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